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シチパスがデミノーとのNext Gen対決を制して準々決勝進出

[シングルス2回戦]
○ステファノス・シチパス(ギリシャ) 6-3,5-7,6-1 ●アレックス・デミノー(豪州)

■20歳のシチパスに19歳のデミノー、注目のNext Gen対決は、両者が持ち味を出す好試合になった。シチパスは自在な片手打ちバックハンドを生かして積極的に攻めた。一方、デミノーの武器といえばファイティングスピリットだ。第1セットを落とし、第2セットも劣勢となったが決してあきらめなかった。サービスゲームはどれももつれたが、第5、第7ゲームではともに5度のデュースの末にキープ、さらに第9ゲームと第10ゲームではそれぞれ1度ずつマッチポイントをしのぐ。この頑張りが実を結び、ブレークバックで追いつき、決着は最終セットに持ち込まれた。しかし、デミノーの抵抗もここまでだった。第3セット第3ゲームでブレークを許したのを境に、試合の流れはシチパスに大きく傾いた。

■「こんなファイターは見たことがない」。コート上でのインタビューでシチパスが相手を称えた。全体的にラリーはシチパスが押し気味で、デミノーの武器であるカウンターパンチは散発的だった。それでも、なんとか食い下がり、接戦に持ち込むのがこの19歳の底力だろう。ただ、シチパス自身も相手に負けないファイティングスピリットを発揮した。第2セットのチャンスを逃しても、「自分を信じてファイトし続けた」とシチパス。気持ちを立て直して「我慢強くプレーし」、勝機を呼び込んだ。ストレート勝ちもありえた試合が結局、2時間21分の大熱戦となり、「フィジカル的に、これ以上ないというくらい大変だった」と苦笑した。

日本テニス協会 広報委員会