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添田豪がシュトルフに逆転勝ち、本戦初勝利を挙げる

【シングルス1回戦】
〇添田豪 4-6、7-6(4)、6-3 ●ヤンレナルト・シュトルフ(ドイツ)

■05年からこの大会の本戦に出場しているベテランの添田が、世界ランク37位のシュトルフに逆転勝ちして本戦初勝利を挙げ、連敗記録を「12」で止めた。「以前は出るものと思っていたこの大会が、去年は予選敗退で出られなかったように、この2、3年は自分の中で遠い大会になっていた。今回はワイルドカードをいただけたので、勝てるチャンスは今年が最後かもしれないと思って、とにかく勝ちたかった」。試合後の添田が初戦にかけた熱い思いを明かした。

■第1セットはシュトルフのパワーに押された。時速200キロを超えるサーブとパワフルなフォアハンドに力負けして、リターンゲームでは2ポイントしか取れなかった。それが、相手のパワーに慣れてきた第2セット以降はラリーが続き、思うようにショットが決まらなくなったシュトルフから多くのミスを引き出した。最終セットは第1ゲームでフォアのミスを誘ってこの試合で初めてのブレークを果たして主導権を握った。そのままサービスキープを続け、最後はリズムを崩したシュトルフの自滅で第9ゲームもブレークして、待望の白星を手にした。

■新装なった有明コロシアムの最初の試合で、ようやくつかんだ大会初勝利。「(コートは)前よりもボールが弾むし、新しいこともあって遅く感じた。僕にはやりやすくてプラスになった」。添田は勝利の一因に有明の新コートを挙げた。また、「先週から日本に戻って練習していて、有明では26日から練習して、ボールにも慣れた。いい形で試合に入れた」と万全の準備で臨んだことも明かした。「勝っていないことは知っていた。第2セットを取り、最終セットの出だしでリードした時は『いけるかも』と思ったが、(初勝利を)あまり意識するといいプレーにつながらないので、強く意識してはいなかった」という。

■2回戦では第1シードのジョコビッチ(セルビア)と当たる可能性が高い。試合後のオンコートで添田が声を弾ませた。「新しい有明ではまだ1勝0敗。次がジョコビッチ戦なら素晴らしい機会なので、テニス人生をかけて頑張ります」

日本テニス協会 広報委員会