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西岡良仁はニック・キリオスに惜敗

[シングルス1回戦]
○ニック・キリオス(豪州) 7-5,7-6(3) ●西岡良仁(ミキハウス)

■ツアー初優勝したばかりの西岡の凱旋試合は、第1試合ながら多くの観客が集まった。期待の声援を背に2年前の優勝者に競り負けて「チャンスはあったが、ものにできなかったのは確か」と話した。「一番はけがをしたくない。その中でできることをやっていこうと」と、連戦の疲労があったことも認めた。

■同世代でこれが3度目の対戦とは言え、「彼はすごい変わってるんで。ちょっと難しい感じはある」。やる気があるのかわからないようなダラダラしたプレーもあれば、急に強打を放つことも。器用なラケットさばきでボレーをライン際に落としたり、押し込んでからのドロップショットもあり、つかみどころがない。小柄な西岡の持ち味は対照的に、労を惜しまずにコートを駆けてラリーから好機をつくっていくことだが、なかなか気持ちよくやらせてもらえなかった。

■しかも、ゲーム数に比べて極端に短い1時間14分で終わったのは、キリオスが実に簡単にキープを続けたから。ポイント間も短めで、最速216キロのものもあれば、セカンドサーブなのにフラットで叩いたりと、「コースに決まれば、仕方ない部分もある」と、サービスエースを20本も食らった。悔やまれるのは、キープが続いた第2セットの第10ゲームと第12ゲームにあったセットポイントだ。「自分のサービスゲームに集中した」とは言え、数少ないチャンスをものにできず、最後まで自分のペースに持ち込めなかった。疲労の蓄積から故障した経験があること、また先週の優勝でトップ100に復帰して全豪オープンの本戦ストレートインも見えてきたことから、今季残りの大会出場は3大会程度に抑えめにするという。

日本テニス協会 広報委員会