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第5日(10月5日(金))の見どころ

■先に準々決勝進出を決めていた錦織圭の相手は、ステファノス・シチパス(ギリシャ)となった。午後6時以降開始予定のナイトセッション第1試合として行う。シチパスは今季急成長の20歳。昨年の楽天オープンでは、ランキング115位で予選から挑戦、2試合を勝ち抜いたが、本戦1回戦でマリン・チリッチ(クロアチア)に敗れていた。今大会はランキングを自己最高の15位に上げて本戦から登場、堂々の8強入りだ。

■2回戦では持ち前の攻撃力に加え、コーチをつとめる父親に学んだ「ハングリーさ」を披露、こちらもNext Genの19歳アレックス・デミノー(豪州)を3セットで振り切った。錦織については「経験豊富な選手。僕自身、リスペクトしている。ファイターでもある」と話している。「多くの観客が彼を応援するだろう。難しい試合になる」と覚悟を決めて臨む。

■錦織は過去に2敗している難敵ブノワ・ペール(フランス)を退け、8強入り。「ラケットも振れていたし、足も動いていた」と好感触を得て準々決勝に臨む。シチパスとは一度練習をともにしただけで対戦がないため、映像などで研究したうえで、相手の特徴を探りながら戦うつもりだ。

■正午開始の昼のセッションにも、2人の若手有望株が登場する。第1試合のデニス・シャポバロフ(カナダ)と、第2試合のダニル・メドベージェフ(ロシア)だ。世界ランク31位、19歳のシャポバロフは1回戦で第7シードの鄭現(韓国)、2回戦で15年優勝のスタン・バブリンカ(スイス)と、2人の難敵を倒して8強入りした。1回戦で第1シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を破る番狂わせを演じたヤンレナルト・シュトルフ(ドイツ)と、準決勝進出をかけて対戦する。

■予選勝者の22歳、メドベージェフは世界ランク32位。エントリー時には本戦枠に入れなかったが、8月にATP250のウインストン・セーラム(米国)優勝、全米でも3回戦に進出してランキングを急上昇させた。元世界3位、この大会で12年から3年連続準優勝のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)に初めて挑戦する。ラオニッチはドローの上半分で勝ち残った唯一のシード選手だ。

日本テニス協会 広報委員会