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第4日(10月4日(水))の見どころ

■アリーナ1の第2試合、第5シードのステファノス・シチパス(ギリシャ)と、アレックス・デミノー(豪州)は、今季躍進した注目の若手対決だ。20歳で年齢が一つ上のシチパスは片手打ちバックハンドが目立つものの、ネットプレーも巧みなオールラウンダー。デミノーは、同じ豪州の元世界1位ヒューイットを思い出させる俊敏なフットワークとファイトあふれるプレーを持ち味としている。シチパスのサーブに、デミノーのリターンがどう立ち向かうのかも見どころの一つ。ランキングでは、ウィンブルドンベスト16などでシチバスが15位と、38位の相手の上にいる。昨年ツアー下部大会で3度対戦しており、シチパスの2勝1敗。ただ、デミノーは「先週は深センでいいプレーができたし、今週もそのレベルをキープしているのが(ランキングが上がった)要因」と好調を口にする。この世代の勢力図はまさに変化しているところで、東京でこの一戦が見られることを楽しんでほしい。

■アリーナ1の第3試合は、第2シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)に、成長著しい20歳のフランシス・ティアフォー(米国)が挑む。2月にツアー初優勝を飾り、その後も結果を残してトップ50に入ったNext Genの一人、ティアフォーは攻撃的なベースラインプレーヤー。長身でサーブがツアートップクラスのアンダーソンとは、プレースタイルが対照的だ。苦しんで1回戦を突破したアンダーソンは、本調子を取り戻せているのか。今季2度対戦して連勝しているものの、伸び盛りの若手の勢いには警戒したい。

続く、第8シードのリシャール・ガスケ(フランス)と、1回戦で西岡を下したニック・キリオス(豪州)の対戦は、プレーの個性が際立つ顔合わせ。ガスケは華のある片手打ちのバックハンドを武器とするが、キリオスも両手打ちのバックハンドは意外と巧みだ。加えて、フォアハンドとサーブの爆発力ではキリオスに分がある。ガスケが勝つチャンスを高めるには、得意のリターンからの展開が鍵を握るだろう。過去の対戦成績では5勝2敗でガスケがリードするものの、うち3勝はクレーコートで最後の対戦も2年前の全仏オープンまで、さかのぼる。アリーナ2でのダブルス準々決勝には、第4シードのマクラクラン勉とヤンレナルト・シュトルフ(ドイツ)組が登場する。

日本テニス協会 広報委員会