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ダニル・メドベージェフが予選からベスト4進出

[シングルス準々決勝]
〇ダニル・メドベージェフ(ロシア) 7-6(4)、6-3 ●ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)

■198センチのメドベージェフと196センチのラオニッチ。メドベージェフが体の大きさを感じさせない動きで粘り強くストロークを続ければ、ラオニッチは長身を生かして時速200キロ超の高速サーブでポイントを積み上げる。対照的なプレースタイルの2人の対決は、簡単なサービスキープが淡々と続き、デュースにもつれたのは、メドベージェフが両者を通じて唯一のブレークを果たした第2セット第6ゲームだけだった。「サーブの調子が良かった。ストロークも良かったので、ラリーに持ち込めば大丈夫だという自信があった」とメドベージェフ。サービスゲームでのポイント獲得率は80%で、ラオニッチにつけいるスキを与えなかった。

■この大会のエントリー締め切り時点(8月)では57位だったため、予選からの出場になった。ただ、その後にウィンストンセーラム・オープン(米国)でツアー2勝目を挙げるなど調子を上げて、最新の世界ランクは32位だ。東京に入ってからも予選2試合を勝ちあがると、1回戦では世界14位の第4シード、ディエゴ・シュウォーツマン(アルゼンチン)をストレートで破ってきた。そして今度は第6シードに競り勝っての準決勝。「トップ選手との試合はタフだが、2人に勝つことができてうれしい」。コート上の落ち着いた姿は、遠目には老成したプレーヤーにも見えるが、記者会見で見せた、はにかんだような笑顔は22歳の若者のものだった。

日本テニス協会 広報委員会