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第3シードのゴファンは鄭現に完勝

[シングルス準々決勝]
○ダビド・ゴファン(ベルギー) 6-2,6-2 鄭現(韓国)

■今大会の2試合を含め11勝1敗と相性の良い有明で、ゴファンが元世界ランク・トップ10位の実力を発揮、18年全豪4強の鄭を圧倒した。ファーストサーブ時のポイント獲得率90%、セカンドサーブ時も67%で、サービスゲームでは2セットで6ポイントしか落とさなかった。8本のエースを奪った上に、サーブからの3球目の攻めが厳しく、3球以内に決着したラリーでは28対13と得点が相手の2倍を超えた(大会公式サイトより)。ストロークではボールをとらえるタイミングが早く、鄭の対応が遅れる場面が目立った。

■コート上でのインタビューでは「ナイトセッションの雰囲気が素晴らしく、僕には最高のコンディションだった。タフな相手に対し、ベストのテニスができた」とうれしそうに話した。会見では、好調のサーブについて「常にゾーンに入っているような感じだった。どのサービスゲームでも数本のフリーポイントがあった」と胸を張った。

■準決勝では第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に挑む。観客の前で「僕には失うものは何もないので、今週してきたようにベストのテニスをしたい」と誓ったゴファン。記者会見で対策を明かした。「結果に関係なく自分のプレーを出すこと、そこからチャンスが生まれる。今はそれができる状態にある。今日のようなサーブが打てればいい。ほかにはベースラインで安定したプレーをすること。アグレッシブなプレーでチャンスを逃さないようにしたい」。

■ATPファイナルの出場権をアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、錦織圭らと激しく争っている。「今はベストのテニスができている。ランキングは気にせず、毎試合、今のいい状態を楽しんで、シーズン末にどうなっているか見てみたい」。無欲を強調するが、この大会で2年ぶりの栄冠を抱けば最終戦の出場争いでも優位に立てることは、当然、頭にあるはずだ。

日本テニス協会 広報委員会