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【2022/10/8】フリッツがシャポバロフをフルセットで破る

[シングルス準決勝]
〇T.フリッツ(米国)[3] 6-3、6-7(5)、6-3 ●D.シャポバロフ(カナダ)[7]

■韓国で新型コロナに感染し、隔離を経て今月5日に来日、ギリギリで大会に間に合ったフリッツ。シャポバロフとの2時間14分の接戦を制して、今季3度目の決勝進出を果たした。タイブレークの末に第2セットを失うと、試合の流れはシャポバロフに傾いた。第3セットは第3ゲームでサーブを破られ、勝利が遠のきかけたが、第6ゲームでダブルフォルトを犯すなどミスが出た相手のすきを逃さずに追いついた。第8ゲームでは、シャポバロフのボレーに転倒しながら巧みなロブを決めて、このセット2度目のブレークを果たした。その後は持ち味のサーブでポイントを作り、最後は時速193キロのエースを叩き込んで試合を締めくくった。

■この大会の決勝進出で、10日に発表される世界ランクで10位以内に入ることが確定した。24歳で初めてのトップ10入りとなる。隔離に入っている時、この大会の出場は無理かもしれないと思ったこともあったという。「朝5時のフライトで日本に来て、会場に入ってプレーして、今は決勝に進出。さらにトップ10の仲間入りもできた。こんなにいろんな事が短期間で起こるなんて、信じられない」。1回戦後の病後のような記者会見とは見違えるような、張りのある声でフリッツが喜びを表した。

■前日の準々決勝をN.キリオス(豪州)が棄権したのは有利に働いた。「タフな相手と対戦せずにフリーパスで次のラウンドに進めたのはラッキーだった」とフリッツ。さらに、有明コロシアムの速いサーフェスに戸惑いがあったが、「昨夜と今朝、コロシアムで練習ができた。おかげでコートの感覚をつかむことが出来て、自信がもてた」という。決勝で当たるティアフォーとはツアーで5度対戦があり、初戦で敗れて以降は4連勝と相性がいい。「お互いのプレーは分かっている。いつも接戦になるが、サーブに集中したい」。今季2勝のフリッツが決勝戦3連勝を狙う。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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