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【2022/10/5】シャポバロフが順当に1回戦を突破

[シングルス1回戦]
○デニス・シャポバロフ 6-3、7-6(3) ●スティーブ・ジョンソン

■32歳の経験豊富なジョンソンを相手に、23歳のシャポバロフは成熟したプレーを日本のファンに見せつけた。緊迫した競り合いで、最後まで付け入る隙を与えなかった。コート上のインタビューで「セカンドセットは2人ともサーブが良く、彼もレベルを上げてきた。2セットで終わらせられて良かった」と、安堵の笑顔を見せた。

■3年ぶりの対戦に「とても難しい相手」とわかっていたシャポバロフは、第1セットの立ち上がりから、ポイントを奪うとこぶしを握って自分を鼓舞した。リターンは良く、第1ゲームのブレークポイントは逃したが、第7ゲームでブレークに成功。左利きのサービスは、強打一辺倒ではない。コースや球種に変化をつけて的を絞らせず、「スティーブが相手なら、このようなサーブをしないと」と、高い確率でファーストサーブを決めていった。

■第2セットに入ると、後がないジョンソンも得意のサーブの調子を上げてきた。サービスエース、サーブで相手の体制を崩してポイントを奪うなど互いに譲らず、タイブレークへ。1-0の後、サーブを苦しい体勢ながら返すと相手のミスを誘い、ミニブレークで優位に立った。ブレークポイントを一度も与えず、最後も根負けしてミスをしたのは、ベテランの方だった。シャポバロフの雄叫びが、屋根を閉じたコロシアムに響いた。

■試合を通してのファーストサーブの確率は76%で、そのポイントを奪った確率は実に97%。意識して、それを成功させたところに好調さが表れた。今季は全豪オープンでベスト8入りしたものの、その後は不調で、ランキングも20位台に後退。「モントリオール、シンシナティ(の大会)から、調子が上がってきた。自分もチームも努力している」。前週のソウルで西岡と優勝を争い、復活への道のりに手ごたえを感じたはずだ。「決勝で負けた後は、ある意味、やる気が上がる。いい調子で一週間プレーできたら」。第7シードは、2回戦で日本のホープ、野口莉央と対戦する。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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