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【2022/10/5】西岡良仁はケツマノビッチに逆転で敗れる

[シングルス1回戦]
○M.ケツマノビッチ 2-6,7-6(1),6-2 ●西岡良仁

■「微妙にやりにくいかなとは思う。バックハンドもうまいし、後ろからしっかりヒッティングできる」。ツアーでの対戦成績(予選を含む)は2勝1敗、その1敗も西岡の途中棄権だったが、西岡はケツマノビッチを要警戒と見なしていた。世界ランク33位、今季は全豪で4回戦など四大大会でも安定した成績を残している。「テニス的には結構どっこいどっこい」。その予感が当たった。

■第1セットは西岡がペースを握った。前週の韓国オープン優勝の勢いをそのまま持ち込み、ストローク戦を支配した。しかし、第2セットは形勢が変わり、2-5まで離された。すると西岡は、リスクを負ってネットに出て攻める。これが功を奏し、5-5に追いついた。このセットを相手に譲って体力を温存し、最終セットに懸ける選択肢もあったが、ストレート勝ちのチャンスが見えたことで、ギアを上げたのだ。そこに勝負の綾があった。

■選択は裏目に出た。「後半は体力的に結構厳しくなった」という西岡。第2セットをタイブレークで失うと、最終セットを取るだけの体力は残っていなかった。「半歩だったり一歩だったり、動きがちょっとずつ悪くなって」、わずかなミスにつながったと西岡は分析した。「2セットで終われなかったのが敗因だったと思う」。それでも、第2セットに懸けたことについての後悔はないという。

■「悪いテニスだったとは思わない」と西岡。フォアハンドで支配した第1セットの戦いぶりは力強かった。疲労の残る中、難敵と互角の戦いを演じ、「かなり勝ちまで近づけた」。現在のランキングは自己最高の41位、今季序盤の不振を脱し、今後は四大大会でのシード権の目安となる32位を目指す。まずは体力を回復させ、欧州の室内コートシーズンにラストスパートをかける。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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