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【2022/10/4】第1シードのカスパー・ルードは1回戦で敗退

[シングルス1回戦]
○J.ムナル 6-3,6-3 ●C.ルード

■本来のルードのテニスにはほど遠かった。ファーストサーブ時のポイント獲得率56%が示すように、サーブで優位に立てず、各セット2度ずつブレークを許した。グラウンドストロークにも、準優勝した全仏、全米で見られた攻めの厳しさ、精度の高さはなく、ムナルの反撃にあった。第1セットを失うと強引さも顔を出し、最後まで立て直せなかった。「脚が動かなかった。結果としてゲームを前に進めることができなかった」。淡々とした口調に落胆と疲労感がにじんだ。

■「アジアにはとても行きたかった」というルードだが、全米から地元ノルウェーでのデビスカップと英国のレーバーカップを経て迎えたアジアシリーズは、韓国で西岡良仁に敗れて8強止まり、今大会が初戦敗退と精彩を欠いた。「ちょっとやりすぎたのかもしれない。本当に長い夏のシーズンだった。ノンストップでプレーしてきた」。自己最高の2位に上りつめるなど、忘れられない夏になったが、心身の疲労はピークに達していたのだろう。「この状況から学ばなくてはいけないと思う」と、コンディショニングの重要性を改めて突きつけられた。

■早い敗退で、結果的に日本から戻って母国で過ごす時間が増えた。「この機会を使って少し休みたい。(次に出場予定の)バーゼル(スイス)に向けて、そして、いい形で1年を終えられるように努めたい」とルード。初戦敗退の落胆が去れば、長い夏を全力で走りきった達成感や、少し休めるという安堵感も味わえるだろう。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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