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【2022/10/4】野口莉央が競り勝って、ツアー初勝利を挙げる

[シングルス1回戦]
〇野口莉央 6-4、3-6、7-6(1) ●R.ラマナザン(インド)

■ツアー初出場の23歳が苦しみながら初勝利を勝ち取った。野口はブレークで先行した第3セット、5-3かのサービスゲームでは、ミスを重ねてブレークバックを許した。6-5からの相手サーブで1度はマッチポイントをつかんだが、ここでもあと1ポイントを奪えず、6-6とされた。ただ、タイブレークではネットに出てきたラマナザンの足元にパスを沈めてボレーミスを誘い、さらにダブルフォルトを犯して気落ちした相手を一気に突き放した。

■ツアー出場を目指す選手たちが競うITF大会を主戦場とする野口。今季は春先の欧州遠征でクレーの大会を回った。ラリーが続くクレーの試合で戦術面、メンタル面を磨いた成果が、夏場からのハードの大会で出ている。国内のITF大会で2週連続優勝するなど、前週までITF大会で14連勝を飾り、この大会でも予選2試合に続いて本戦でも白星を勝ち取った。世界ランク291位の野口に対して、この日の相手は世界297位だったが、「どの選手が相手でもチャレンジャーの立場だと思って、向かっていく気持ちがあったからこその勝利だと思う」。普段は感情を表に出さない野口が満面の笑みを浮かべた。

■初めて経験するツアーはITF大会とは大きく違うという。「待遇の良さに戸惑っている。何よりお金がかからない。選手用のレストランがあり、食事がおいしいし、(練習では)ニューボールを毎回もらえる。その中でプレーできることを楽しんでいる」と野口は言う。2回戦の相手は第7シードD.シャポバロフ(カナダ)とS.ジョンソン(米国)の勝者。「どちらも僕から見れば有名選手。トップの選手に自分のプレーがどこまで通用するのか、楽しみしかない」。2回戦でもチャレンジャーとして挑むつもりだ。

(日本テニス協会広報部)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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