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ダニエル太郎はストレートで初戦敗退

[シングルス1回戦]
〇盧彦勲(中華台北) 6-1、6-3 ●ダニエル太郎(エイブル)

■ダニエルが34歳のプレーに翻弄された。長いラリーで持ち味を発揮するダニエルに対して、盧はじっくり打ち合うことなく、攻撃的にコースを変えてポイントを狙っていった。ダニエルの弱点になるサーブに対しては、第1サーブからリターンを打ち込んだ。ラリー戦でダニエルが取ったポイントは、多くがウイナーを狙った盧のミスでもらったもの。ミス以上にウイナーを積み重ねた盧の積極的なプレーに、最後はダニエルが自分のプレーを見失ったようだった。「全然、プレー的に時間がなくて、自分のいいところが出せないで終わってしまった。残念な試合だった」とダニエルが振り返った。

■スペイン・バレンシアに拠点を置いてきたダニエルだが、「コーチを変えたかった」と日本に活動拠点を移した。「ナショナル・トレーニングセンターにベースを置きながら、焦らずにこれからのことを考えたい」。15年にトップ100に入り、翌年4月には85位まで世界ランクを上げたが、最近は100位前後を行ったり来たりと壁に突き当たっている。「スペインでは価値あるものを学んだ。これからは体力的にも強くなって、いま持っているものを失わずに、アグレッシブになっていきたい。でも、アグレッシブになって失うものもあるので、バランスを保つのが難しい」。新たな展開を模索する24歳の迷い、悩みが現れたような1時間2分の敗戦だった。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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