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第1日(10月1日(月))の見どころ

■大会序盤とは思えないほど興味深い対戦が並んだ。アリーナ1の第3試合は第3シードの錦織圭と杉田祐一の日本勢対決。1歳違いの両者だが、プロで対戦はなく、2001年に13歳以下で争う日植杯RSK全国選抜ジュニアで錦織が勝って以来17年ぶりの対戦となる。錦織は「もちろん、やりたくない選手」と苦笑いしたが、「一緒に戦った仲間でライバルでもある。いい試合ができればうれしい」と対戦への心構えはできている。

■同コートの第2試合は、第7シードの22歳、鄭現(韓国)と19歳のデニス・シャポバロフ(カナダ)が当たる好カード。シャポバロフはベースラインから積極的にポジションを上げ、ネットでフィニッシュする型を持つ超攻撃的プレーヤー。一方の鄭は攻撃力アップで飛躍したが、基本的には脚力を生かした鉄壁の守備が持ち味。矛と楯の激突が興味深い。

■開幕試合は、この大会で12年から3年連続準優勝のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と、昨年の準優勝者アドリアン・マナリノ(フランス)の対決。ビッグサーブで押すラオニッチに対し、ショットの緩急や駆け引きで勝負するマナリノと、プレースタイルは好対照だ。第4試合、第4シードで世界ランキング14位のディエゴ・シュウォーツマン(アルゼンチン)と、同32位の予選勝者ダニル・メドベージェフ(ロシア)の対決も見逃せない。

■本戦初出場の綿貫陽介はアリーナ2の第2試合でロビン・ハーセ(オランダ)と対戦する。3年連続で予選ワイルドカード(主催者推薦)を得ながら、過去2年は予選1回戦で敗退、もう負けられない、とプレッシャーがかかったが、2試合ともストレート勝ちで予選を突破した。「強い人とできるのはうれしい。自分の位置も分かる」と、待ちに待った本戦での上位との対戦だ。世界ランク44位のハーセは強敵だが、「とにかく1回勝ちたい」と全力で挑む。

日本テニス協会 広報委員会